【2025年秋】展示会で見えた次の課題。セラミックス3Dプリンターのリアルな声をお届けします
高機能セラミックス展2025、たくさんの方にご来場いただきました。
セラミックス3Dプリンターへの関心は、年々確実に高まっています。
今回はそのリアルな声と、見えてきた次の課題をまとめました。
まずは「どんな材料が使えるの?」という声。
アルミナやジルコニア、窒化アルミを始め様々なセラミックス、お客様がお持ちの材料も使えるのが注目を集めました。
次に、「どんな分野に使われているの?」「試作だけでなく実用化できるの?」という声。
3D造形したセラミックスは、実は様々な分野で研究試作用途から実用部品まで使われ始めているんです。
特に複雑形状や小ロットが必要な分野で引き合いが急増しています。
我々は、プリンター開発・販売はもちろん、試験片作製や受託造形サービスにも力を入れています。
触って初めて分かる、セラミックスの価値
「こんなに細かくできるの?」
「思ったより重い!」
「後加工無しでこんなに滑らかに!?」
「これができるならこういうものも作れますか?」
百聞は一見に如かずという言葉通り、実物を手にした瞬間に反応が変わります。
今回展示した最大サイズのサンプルは、
100ミクロンレベルの微細構造も保ちつつ、300mmを超える造形物。
高精細な光造形技術によりこのレベルまで作り込めます。
これが3D造形で手に入る時代が来ています。
一方で、展示会で見えた次の課題もあります。
初めて知る方がまだ多く、「え?3Dプリンターでセラミックスができるんですか?」という声。
特に樹脂や金属業界の方からも、高強度、高耐熱のセラミックス部品への関心が高まってきています。
だから技術そのものよりも、使い方やメリットの伝え方。
樹脂・金属の次はセラミックス!
セラミックス3D造形の次の一歩を、引き続き発信していきます。
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